食物繊維とは?
サプリメントや野菜を食べて、食物繊維をしっかり摂取しようという人はたくさんいます。
食物繊維には、血糖値を抑えたり、便秘を解消する作用があるといいます。
食物繊維は、以前は食物のカスと見なされていました。
当然ながらサプリメントは作られていなかったようです。
食物繊維は、人間の消化酵素では消化しきれない成分の相称で、多くは植物や海草の細胞壁です。
ごぼうやたけのこなどの野菜類、さつまいもなどのいも類、果物や海藻に多く含まれています。
かつての日本人は野菜や玄米など食物繊維が豊富な食事を意識せずとも摂っていました。
ただし、近年の食事は日本食ばなれの影響もあり、食物繊維は減っています。
大麦のような雑穀が食卓にのぼることは滅多になくなりましたし、肉や乳製品が多く、穀物の摂取量が減ったことが、大きな変化です。
食物繊維の1日あたりの摂取量は男性が19g、女性で17gです。
必要な摂取量を満たせていない人は多いようです。
特に10~40代の摂取量が少ないといいます食事からの摂取が難しい場合は、食物繊維を含有したサプリメントなどを活用するといいでしょう。
サプリメントは商品によっては1回ぶんで4~5gの食物繊維が摂取できます。
基本的には食物繊維を食事で確保することが理想的ですが、不足ぶんはサプリメントで補うと効率的です。
食物繊維サプリメントの重要性
食物のカスで、体には必要ないものと言われていた時代もありましたが、今は食物繊維はサプリメントも出ています。
健康維持に効果があることがわかってからは、食物繊維は1日にどのくらい摂取する必要があるかも明確になりました。
近年の日本人の食事は、食物繊維の摂取量が減りつつあります。
食事だけでは不足気味な食物繊維を補うため、サプリメントを使う人が増えています。
食物繊維は不溶性と水溶性の2種類があり、両方をバランスよく摂取しなければなりません。
食物繊維は緑黄色野菜や海草類、豆類など様々な食材に含まれていますが、毎日確実に摂取するのは簡単ではありません。
コンビニの弁当や、外食をする機会がとても多いという方もいます。
主食にご飯を食べない人も多いことから、食物繊維の摂取量を確実なものにするのは難しいでしょう。
効率的に、間違いなく栄養摂取ができるところがサプリメントの利点です。
持ち運びも簡単で、保管も簡単なため、いる時にその都度食物繊維の補給ができます。
水溶性、不溶性の食物繊維のどちらをどれだけ摂取するかも、簡単に把握できます。
取扱いが楽だからとサプリメントばかりに依存しないようにしましょう。
基本的な食物繊維の摂取は日々の食事で行い、不足分をサプリメントで補うという形が理想的です。
食物繊維サプリメントの選び方
サプリメントで食物繊維を摂取する場合、商品選びに迷ってしまいがちです。
何を基準に選択するといいでしょう。
食物繊維には不溶性と水溶性があり、性質が異なっています。腸の活動を活発にし、腸に留まっていた有毒な物質を排出する方は不溶性の食物繊維です。
水溶性食物繊維は粘性があり、糖分の吸収がゆっくりになるので、果物や海草類に含まれます。
体には、両方の食物繊維が必要です。
サプリメントを選ぶ時は、どちらの食物繊維もバランスよく含んでいるものがいいでしょう。
食事で摂取している食物繊維の種類と量をチェックし、釣りあいを取るために適切なサプリメントを選ぶという考え方もあります。
幾つかの栄養成分と食物繊維を複合させることで、便秘の症状を緩和させることができます。
食物繊維は、便を柔らかく、大きくする作用があります。
とはいえ、腸のコンディションがよくない限り、便の状態がよくても便秘のままです。
腸内の善玉菌をふやすため、食物繊維サプリメントをだけで乳酸菌やオリゴ糖を摂取する必要があります。
オリゴ糖は腸内のビフィズス菌をふやし、腸の活動を活発にする効果があります。
食物繊維サプリメントを選ぶ時には、乳酸菌などを配合しているタイプがおすすめです。