抜け毛予防と食事
毎日の食事も抜け毛予防のためには大事なってくるといいます。
バランスの良い食生活をこころがけ、偏った食事を改善するようにすることが、基礎となります。
牛乳などの乳製品は髪に良い影響があるといい、大豆や鶏肉、豆腐などは抜け毛の予防に有効な食材であるといわれています。
ほうれん草やトマト、にんじん、シイタケ、セロリなどもどんどん摂ることを、抜け毛の予防には血行の促進がポイントになるのでおすすめします。
ビタミンの中でもビタミンEは栄養を運ぶために血行の流れを良くします。
いわし、さば、秋刀魚、うなぎの蒲焼き、玄米などにたくさんあるといいます。
元気な髪が育ち抜け毛を防ぐことができるので、血の流れを改善して代謝を良くするために不可欠なのがビタミンAです。
おすすめなのは、お肉との組み合わせで摂ることです。
摂取を避けたほうが良い食品も中にはあるといいます。
食品の中でも酸性のものは避けたほうが無難です。
コーヒー、コーラ、アルコール、アイスクリームなどが酸性の食品といえるものです。
血行を促進する食事を心がけても血管を収縮してしまう、タバコを吸うのは避けたほうが良いでしょう。
たくさんアルコール摂取をすると、体の外へマグネシウムやビタミンをだしてしまいます。
一度自分の日々の食生活をチェックしてみることによって、抜け毛予防のために工夫できることが見えてくるでしょう。
抜け毛対策にはストレス解消が効果的
ストレスをため込まないことは抜け毛対策のためになります。
抜け毛とストレスにはかなり深い関係があるといいます。
血流が末端まで届かないことによって、毛根に毛の成長や再生に不可欠な栄養素がいかないことも原因となって、抜け毛が起きてしまいます。
ストレスがかかると血管が縮んでしまうことがあるので、髪に栄養が行き渡らなくなってしまうのです。
比較的ゆっくりと頭皮の血行不良が進み、抜け毛を起こしてしまうことがあるといいます。
一時的に血流を部分的に経ってしまう場合もあるようで、円形脱毛症はそれがひどくなった場合に出るといいます。
簡単にストレス発散をすることはできませんので、抜け毛にストレスが関連しているといってもなかなか難しい問題です。
仕事は簡単にやめることはできないので、ストレスの原因だとしても続けるしかないようです。
抜け毛の要因としてストレスがあるということを分かっておけば、ストレス対策をすれば良いと思えるのではないでしょうか。
ストレスをこれ以上ためないためにも、ちょっとでもストレスを感じたら解消するための行動をおこすようにしたほうが良いでしょう。
くよくよ抜け毛について悩まないということが、ストレスをためない対策としては有効だといえるでしょう。
海外では人と会う時でもお互い薄毛など気にする人もいないようで、悩んでいる人もほとんどいないようです。
正しい抜け毛対策として洗髪や生活習慣の見直しをしながら、抜け毛についてあまり悩まず考えすぎないようにすることをおすすめします。
抜け毛の対策には食生活の改善を
育毛剤を使う、シャンプーをする回数や方法など頭皮の外からの対策を思い浮かべてしまうのが抜け毛対策というものです。
体の中がどんな状況になっているかということも、髪は体の一部なので関係しています。
体に良い食べ物は髪にも良い食べ物であるといえるでしょう。
栄養バランスのとれた健康的な食生活を継続することが重要になってくるのが抜け毛対策です。
生命を保つという意味では髪の毛はそれほど大事な部分ではないので、毛根まで食事から摂った栄養が行き渡るのはかなり後の方になります。
そういうわけで、抜け毛に大きな作用を及ぼすのが無理な食事制限をするダイエットです。
栄養が髪の毛までしっかりと届くように、大切なのは健康に良いといわれている栄養素をたくさん摂ることです。
髪の毛のもとになるのはアミノ酸の一種であるメチオニンで、髪の主な成分はタンパク質です。
質の良いたんぱく質を、肉や魚、大豆や乳製品から摂るように心がけましょう。
抜け毛の原因として髪が細くなることがありますが、これはたんぱく質の不足が関係しています。
ビタミンはタンパク質の吸収を助けるものなので、抜け毛対策には必要な栄養素です。
牛乳や緑黄色野菜、レバーなどにたくさん入っています。
お酒の飲み過ぎは肝臓に負担がかかり、アミノ酸という頭髪を作る成分をアルコールの分解に使ってしまうので、多少の飲酒は血流促進に良いとはいえ多量に飲むのは控えたほうが無難です。
お酒を飲み過ぎはやめることも、大切な抜け毛対策の一つです。
抜け毛と遺伝の関係について
自分では抜け毛対策をしても意味がないと思っている人の多くは、抜け毛や薄毛の要因は遺伝であると考えているようです。
抜け毛の対策をしても、母方の男性の親戚はみな髪が薄いから、父親の髪がはげているから無意味だと思ってはいないでしょうか。
昔からよく聞きますが、本当に抜け毛は遺伝が原因で起こるものなのでしょうか。
本当は抜け毛が強い遺伝によって起きているという人は、全体の4%に満たないといわれているようです。
多くの場合、生活習慣や食べているものが家族で同じなので、同じようにみんな抜け毛が多くなっているのです。
家族全員が同じように栄養のバランスの取れていない食事をしていたり、洗髪の回数ややり方が同じであったりするので、みんな抜け毛に悩むことになっているのです。
一見すると遺伝のようですが、実は食事や生活のスタイルを見直すことによって抜け毛対策をすることができるのです。
まだ遺伝が抜け毛の要因になっているかどうかは研究段階の話なのです。
抜け毛の中でも男性型脱毛症は、遺伝で起きるといわれているようです。
薄毛の原因だといわれているのが、男性ホルモンであるジヒドロテストステロンの過多だといいます。
最近注目されているのが育毛剤の中でも、ジヒドロテストステロンを増やす5αリアクターゼの働きを弱らせることのできるものです。
しっかりと正しい抜け毛対策をすることによって、原因が遺伝の抜け毛だとしても十分に改善することは可能であるといえるでしょう。