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水泳のダイエット効果
水泳をすることでダイエットができるという人はたくさんいますが、ダイエットは水泳にいいものでしょうか。
ダイエットが水泳にいいのは、カロリーを多く使うためです。
1時間のウォーキングを、体重55㎏の人が行うと120kcalのカロリーを消費します。
それに対して、1時間の平泳ぎをするとおよそ600kcalが消費できます。
クロールの場合だと1000キロカロリー前後になるようです。
水泳で水に入ると水圧が身体にかかります。
水圧はなんと1.3トンにもなるといいます。
水泳中の水圧によって血液の流れや代謝が良くなるので、腹筋や背筋など全身の筋肉が陸上での運動よりも鍛えられるようです。
水中には水圧だけではなく抵抗も生まれます。
水中で身体を動かす時の抵抗は、空気中の10倍だといわれています。
水泳もいいですが、水中ウォーキングもいい方法です。
水の抵抗が強いことから、水の中で体を動かすこと自体が大変なためです。
インナーマッスルという、体の奥の部分にある筋肉を効率的に使うことができます。
地上で行うジョギングやランニングは、膝や腰などに自分の体重がかかるため、体重のある人はできない場合があります。
一方、水泳ならば浮力のある中で運動をすることになるため、膝や腰に体重の負荷をかけずに運動をすることが可能です。
足にも負担がかからないので下半身に筋肉がつきすぎることもありません。
水泳の場合、温水プールであっても体温よりは低い温度です。
体温が奪われることによって体温を保とうとしてエネルギーを燃やそうとするのでさらにダイエット効果が期待できます。
水泳は誰にでもできる手軽でダイエット効果の高い運動だといえるでしょう。
水泳ダイエットのポイント
ダイエットと健康を両立させたい人には水泳がおすすめですが、長く続ける心得は何かあるでしょうか。
続けることができれば、水泳以外のダイエットでも成功しやすくなります。
水泳をダイエットのために続けるには、あまり根をつめてやり過ぎないということが重要になります。
あまり激しく泳ぎすぎると脂肪を燃やすよりも筋肉を鍛えることになってしまい、がっちりした体形になってしまいます。
最初から飛ばし過ぎずにゆったりとしたフォームで自分にできる範囲で泳ぎましょう。
水泳ダイエットといっても泳ぎが苦手な人もいるでしょう。
ウォーキングも、陸上でやるより水中でやったほうが運動量がかかります。
水中ウォーキングなら、運動が苦手な人でもできます。
水の中だと、いつものウォーキングもやりづらいものです。
ダイエットに水泳をするということは、水着に着替える必要があるということです。
水着になることで、プロポーションを確認することができます。
ダイエットのモチベーションアップにもつながるでしょう。
ダイエットのための運動とはいえ汗でベトベトになる心配もなくリラックス効果もあるのが水泳の良いところです。
どんな人でも気軽に取り組める水泳でダイエットに取り組んでみてはいかがでしょうか。
水泳ダイエットの方法
どのような手法での水泳ダイエットが、脂肪の代謝にはよいと考えられるでしょう。
水泳は、それほど運動が得意でない人でも楽しんで体を動かすことができます。
ダイエットに水泳を活かす方法を知れば、より早く痩せられます。
まず、水泳をする前に、十分にウォーミングアップをしましょう。
水泳は非常に運動量が多いので、準備運動によってケガを防ぐことができ、プールでの運動効果をアップさせることもできます。
実際に泳ぐ場合には、初心者の方は特に水泳の基本を学んで少しずつレベルアップするようにしましょう。
簡単な泳法から、少しずつ難しい泳ぎをするほうが効果的です。
頑張りたい気持ちが先行して、ついつい休憩無しで泳いでしまいがちですが無理をすると効率がよくありません。
仲間とレクリエーション感覚でできることも水泳のいいところです。
ダイエットは何であれ、続けることが大事です。
泳ぎのフォームをチェックすることも、水泳ダイエットでは重要です。
フォームを維持することで、的確に筋肉を使うことができるでしょう。
目標を設定した上でダイエットをすることも大事です。
何㎏痩せたいのか、期日はいつか、そのためには水泳をどのくらいするかをはっきりさせます。
いつも屋内プールで泳いでいる人はたまに屋外のプールに行くのも気分転換になるのでおすすめです。
水泳ダイエットでたくさん泳いだ後はゆっくりとした運動でウォームダウンすることも必要です。
ケガを防ぐ意味でも有効な方法です。
けっして無理をすることなく自分のペースで水泳ダイエットに取り組んでみましょう。