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会話を途切れさせないトークスキルとは?
話下手の男性は、それを自覚した段階で、かなり大きなコンプレックスを抱えてしまいます。
ビジネスの場面で相手の興味をつかむのも、女性をデートに誘うのも、そつなくエスコートするにも、トークスキルは欠かせない要素だからです。
しかし、話が弾むからと言って、それが本当に重要な仕事の展開や「モテ」に繋がるのかと言えば、それはNOです。
弾んだ会話の中身が無ければ、瞬間的には相手を引き付けられる可能性はありますが、その先につなげられるかは微妙です。
では、その会話のテクニックをどう身につけていくべきなのか、ということを考えてみましょう。
話下手はボキャブラリーを増やす!
まず、会話というものは自分が語るだけでは成立しません。
相手の言葉を注意深く聞いて、それに対して的確な相槌であったり、返答をきちんと返せるか、というポイントが大切なのです。
そこで問題になるのがボキャブラリーです。
まずは必要な言葉を知っていること、意味を間違えることなく使えるかどうか、さらにその場に合った言葉のチョイスが的確かどうか、というところも大切です。
やたらと難しい専門用語や相手が門外漢である分野の言葉を並べ立てることは失礼にあたりますし、逆に易しすぎる言葉遣いは「相手をバカにしている」と取られかねません。
話下手は決して克服できないことではない!
話下手という性質を自覚してしまうと喋らなさすぎるか、相手の空気を読めずに自分のペースで喋りすぎてしまう。
それで相手に距離を置かれてしまい、さらにコンプレックスを助長してしまうというマイナスのスパイラルに陥りがちなのです。
話下手は決して克服できないスキルではありません。
話下手はテレビなどを教材としてみよう!
日々、テレビやネットで観ることが出来る映画やトーク番組、バラエティ番組などは全てが教材になりうるのです。
こんな話し方ができる人になりたい、と思うようなサンプルがあれば、繰り返し見て、その言葉を聞いて、自分に取り入れられるところがあるかを観察してみましょう。
勿論、全てをまねることは不可能ですし、それをやったからと言ってすぐにトークスキルが向上するわけではありません。
しかし、例えば言葉の選び方、相手の話を聞く表情、姿勢、相手との言葉のやり取りのタイミングや空気の読み方などは学べるネタとなりうるのです。
知的なコメンテイター、明るい役者さん、お笑いの芸人さんなど、こんな人になりたい、と思うようなキャラクターを探してみましょう。
バランスの取れたトークスキルとは?
喋り方だけでなく、会話の相手の話をどう聞いて捉えているのか、などが観察して学ぶポイントとなります。
会話を途切れさせない、というのは、おしゃべり好きでもなかなかに難しいものです。
ただ途切れさせずに自分が喋り続ければよいという訳でもなく、きちんと相手の話を聞くことが出来るか、ということも大きなポイントだからです。
その言葉を受け取って、きちんとキャッチボールのように返せるかということが大切なのです。
自分から話すことのスキルを磨くのと同時に相手の話をきちんと聴けるか、そして理解できるか、ということがバランスの取れたトークスキルの本質なのです。